2014年5月11日日曜日

高校生や大学生(1,2年生くらい!?)の感想文の見栄えをよくするには…

このあいだ、とある大学生の感想文を添削していたときに思ったことを、備忘録的に書いておきたいと思います。
 
というわけで、「りんご」について書かれた本を読んだ感想文として、ありがちな文章と修正した文章を簡単に書いてみます(内容については適当に書いていますのであしからず)。

まずは、ありがちな文章から。

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この本は、りんごについて書かれていました。

りんごにはたくさん品種があることがわかりました。私は「○○」を食べたことがあるので、次は「××」を食べたいです。→「りんご」の品種について

りんごは甘かったり、すっぱかったりすることがあることがわかりました。甘いりんごを食べたいです。→「りんご」の味について

これから、私は真っ赤で瑞々しいリンゴを探したいと思います。→「りんご」の見た目について

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上述のように、本の内容である「りんご」について書かれているものの、ひとつひとつの段落が違った観点になっています。(各段落が本の各章について書かれている感じですね。)


 これを、「りんご」の味に注目して、全体の文章を書いてみます。
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この本は、りんごについて書かれていました。

りんごにはたくさん品種があることがわかりました。その中で、私は「○○」を食べたことがあります。食べた「○○」はすっぱかったので、りんごは嫌いだったのですが、甘いりんごがあることがこの本でわかりました。なので、今後はいろいろな品種を試しつつおいしいりんごを見つけたいと思います。

特に、真っ赤で瑞々しいりんごはおいしいりんごだと思うので、見た目を重視して選びたいと思います。また、自分と同じように、すっぱいりんごを食べて嫌いになった人もいると思います。そのためにも、おいしいりんご探しに精を出したいと思います。

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読んで違いがわかりましたか?(上手く違いについて書けていなかったら、すみません…。)

後者は、前者と違い、リンゴの味に注目して書いた結果、全体的な色の割合が緑で、文の最初である導入部分あたりに黄色や水色がある程度です。

このように、部分部分には異なる色(内容)があっても、大きく見たときに、色(内容)が統一されていないと単純な情報の羅列なので、人の頭には入りません。


「どうすればよくなるか?」というと、本からの単純な引用をやめましょう。

本と同じ内容を書けば、スペースはすぐに埋まるものの、情報しかなくなります(=色が違う段落が増えるだけ)。

一般的に、感想文に求められることは、本の「要約」ではなくて、本を読んで「何を考えたか」です。

なので、例えば、「~という言葉が印象的でした。」だけで終わらせずに、「~という言葉が印象的でした。なぜなら、~と思うからです。」のように理由を加える等のことをしましょう。

添削したときは、細かくコメントしたのですが、一般的なところだとこんなところでしょうか。

てなわけで、簡単ですが、このへんで。

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